小学校の英語教育が必修化された2020年、3・4年生では外国語活動、5.6年生では教科として設定されました。
長男は今、まさに5年生。
公立の学校でも外国人の先生での「英語」の授業があります。
そして年長の幼稚園でも、外国人の先生と英語の時間として、毎日10分ほどフラッシュカードで英単語やダンスなどの時間があります。
(ちなみに上の子も同じ幼稚園でしたが、その頃から同じく英語の時間がありました)
今ではきってもきれない英語教育、ではいつから【習い事】として始めたらいいのか、多くの親御さんが気になると思います。
うちの場合の実体験を交えてお伝えしていきます。
英語を始めたきっかけ
子供に英語を嫌いになってほしくない
この思いから始まります。
きっかけは自分が英語がとても苦手で、受験に苦労したことから始まります。
親は私が幼稚園の頃から英語教材の本、カセットテープ、などのセット(当時でも20万円くらい)を購入して聞かせてくれてました。
にも拘わらず、英語をきける耳はできてなく、中学に入り、英語の授業についてゆけず苦手意識もあり、高校での学力テストの偏差値37。
大学受験は国語、社会だけで点数をとれるようひたすら勉強した記憶があります。
そして海外旅行に行くも、何をいっているのか聞き取りはできず、コミュニケーションも取れず、英語ができたらこの旅行がもっと楽しめるのになあ、と思いをいつもしていました。
なので、子供にはこんな思いをさせたくなく、子供に英語を習わせたい気持ちは自分の中で必須となっていました。あわよくば、自分も一緒に成長したいという気持ちもありました。

英語を始めた時期
始めたのは3歳からです。
ベネッセのチャレンジイングリッシュから始めました。
ディズニー英語システムや、ベネッセのワールドワイドキッズなどサンプルを取り寄せ内容を見てみましたが、やはり料金がネックでした。
もともとこどもチャレンジを受講していたので、追加で始めるにはちょうど良く、子供もしまじろうが大好きだったのもあって、毎日暇さえあればDVDを見たいといって進んで見ていました。
DVDのおかげで簡単な単語や挨拶などがわかってきたので、今度は教室に通うことにしました。
通い始めたのは年長になってからです。
条件は外国人の先生で、ネイティブが話す発音を聞き取り、通うのであれば一緒に楽しめるお友達が何人かいるような教室。
6歳までに英語耳・英語脳ができるということを聞いたこともあり、チャレンジイングリッシュでも私ができない発音をしていたので、よりネイティブの先生の条件は必須でした。
何を言っているかわからないけれど、雰囲気やジェスチャーで感じ取ることも大切だと思ったからです。
英語教育の料金・内容
■ チャレンジイングリッシュ
教材が届くのは2か月に1回
年間(一括払い) | 1回あたり | |
会員特別価格 | 17,598円 | 2,933円 |
非会員 | 21,822円 | 3,637円 |
■現在通っている英語教室
少人数制の外国人の先生 映像レッスンもついて家で復習できます。
入会金 | 10,000円 |
年会費 | 6,600円 |
受講費 | 11,000円 |
先生は基本日本語は話さないので、日本人の先生が教室に入ってフォローしてくれます。
歌やダンスをしたり、カードゲームをして単語や動作の英語を覚えていきます。
また工作などをして、出来たものを英語で発表します。
習ってよかったこと・できるようになったこと
発音や聞く力が身についた。
これが一番大きい収穫だと思ってます。
ネイティブの先生が言っていることが、わかること。
(完璧に理解できているわけではない時ももちろんあります)
先生が親に対して授業後に説明してくださるのですが、せっかく褒めていただいたり、様子を伝えてくれていても全く私は受け取れず、やはりもどかしい気持ちになります。
ですが、となりで聞いている子供はそれに対して喜んだり、うなずいたり、時に私が聞き取れてないことを心配して訳してくれたり気を遣わせていることもたびたびあります。
フォニックスを学べた
年長の英語教室でまずこのフォニックスの発音から学んでいきます。
このおかげで、知らない単語を見たときでも発音ができるようになります。
(うちの子はPACHINKOと書いてある看板でわかりました)
ここができないと、小学生2年生から入った子がフォニックスがわからず、結果教室の授業でみんなについていけなくて、次の年から一つレベルを下げてフォニックス授業から受けなおしていました。
英検の勉強が楽
現在小学校5年生で、英検5級を受けさせみました。きっと英語を習っているお子様をお持ちの方は早くて年中・年長から5級は受けている子もいると思います。
うちの場合は、会話の中で聴く耳は出来ても、文法という授業は教室ではしません。
それをしっかり覚えるために英検5級の教材を使って自宅学習をしました。
わかったことは「その言い方聞いたことがある」ということを頭でも覚える、理解することが早いです。
文法や熟語で頭で覚えてきたことではなく、耳から聞いてきてきたからなんとなく覚えているのです。
なので選択問題なども、感覚で違和感があるものを選ばす、先生こんなことを言ってた、という覚えていることで問題を解いていきます。
結果、リーディング1問だけ間違えて、850点中818点での合格でした。
級をとることが目的ではなく、聴いてきたことを理解するために次回は4級を一緒に勉強していこうと思います。
デメリット
教材費、受講料が高い
他の習い事に比べると、かかる費用は高めだと思います。
また週に一回だけの教室での授業で英語耳を作ることは難しいと思うので、せっかく高い授業料を払っているのであれば毎日少しずつ英語の時間をとることで、通っている効果を出したいと思いました。
学校での勉強が簡単すぎる
現在、学校での教育がアルファベットを覚えるところから始まります。
英語を習っていない子に合わせてするため、もどかしさを感じるかもしれません。
こんなお子様にむいているかも?
社交好き
幼少の頃はカードゲームなどで単語を覚えていくことも多いので、みんなで何かを楽しむことが多いです。
お話好き
先生との会話のキャッチボールで楽しさを覚えていったり、先生の言い方を真似したりして発音を覚えていきます。
踊りが好き
これも幼少の頃は、歌やダンスで英語に触れていくので、踊りが好きだとノリノリで踊っています。
まとめ
7年間英語を習わせて思いましたが、私よりはるかに聴く力、話す力がついて、
反対に子供は私の発音にびっくりし、何を発音しているかわからないといわれます。
毎日、5分くらいで終わりますが、英語のお話を聴き(ヒアリング力)、その本を見て話し(リーディング・スピーキング力)、本の3行ほどですが1ページを書く(ライティング力)ことは普段の勉強時間に取り入れています。
うちがやってよかったと思ったことは15分でもDVDを見せて聴いていたこと。
車の中では英語の歌やお話を聴かせている環境でした。
なので、できるだけ英語にかかわる環境を作る親の努力があった方が、身になるものが大きいと思います。
下の子も年長から同じく英語教室に通わせ始めました。
今はゲームやダンスなどでとても楽しんでいます。
それは上の子を見て、このくらい出来るようになるんだとわかったからです。
宿題などは、あてにならない私の発音よりも上の子に宿題を見てもらっている現状で、
とても助かります。
これから先、子供たちが世界とつながる仕事がしたいと思ったときに、英語でコミュニケーションを
とることが足枷にならず、強みになればいいなと願います。
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