今も昔もピアノを習う人は流行りなど関係なく、情操教育で人気の習い事です。
女の子が習うイメージが強いですが、最近はピアノを男の子でも習わせるおうちも少なくありません。
また、男の子が音楽発表会などでピアノ伴奏をするとかっこいい!と思う気持ちは、どの時代もあるのではないでしょうか。
うちの息子は残念ながら興味は持たなかったため、興味を持った娘の体験をもとにお伝えしていきます。
ピアノを始めたきっかけ
長男が小学校の音楽の時間に楽譜が読めなかったと言っていたことから始まります。
別に楽譜が読めなくても、先生はドレミなど教えてくれるから困らないそうです。
でも、大半の女子は楽譜が読めていたと、いう話がありました。
私は幼少期からヤマハ、個人のピアノを習っていたので音楽の時間に困ったこともなく、
得意とする科目でした。
長女は女子だし、楽譜は少し読めてた方がいいかな、という気持ちが芽生えました。
幸い私の使っていたクラビノーバはまだ使えるし、従妹がピアノを始めたことから、彼女自身も少しならやってみたいと言っていたので(あまり乗り気ではありませんでしたが)体験をすることにしました。
ピアノを始めた時期
年長の5歳の年齢からスタートしました。
ただ、全く何も弾けない状態ではなく、幼稚園で年少から毎日メロディオンを引いているので
鍵盤には慣れています。
幼稚園はメロディオンにかなり力を入れていて、年長組では毎年ファランドール、威風堂々、剣の舞などの曲を楽器を含め全体合奏を本格的にやるので、指使いをちゃんと覚えてもらいたいという気持ちもありました。
ピアノの料金
うちが行っている個人のピアノ教室
- 月4回 7,000円
もしくは1回につき40分1,750円とその月に行った分を月末にお支払いするという良心的な個人の
お教室です。
近隣では
- 都度払い 1回30分 1,500円
- 月4回 9,000円
など値段設定はそのお教室によって違いました。
また、お友達はヤマハ音楽教室で、
- グループレッスン3回と個人レッスン1回 月15,000円 というお友達もいました。
参考に習っている教材をご紹介します。
【幼児対象 初めてピアノを習う子用】
【幼児 少しピアノに慣れてきた子用】
【小学生 少しピアノに慣れてきた子用】
【幼児~小学校低学年用】
楽譜を読めるよう、まずト音記号や、音符を書いたりする宿題用のワークブックです。
習ってよかったこと・できるようになったこと
発表会に向けて目標を持って頑張る機会ができた
どんなことでもそうですが、目標があることで日々の行動が変わってくると思います。
なんとなく上手くなればよいのではなく、ちゃんとお客様に聞いてもらえる状態までもっていくために日々の練習にも細かいところまで練習します。
親も音楽に触れる機会ができた
特に幼少期は先生のレッスン1回だけで上手になるわけではなく、毎日少しずつでも練習をすることを親子で取り組みます。
そこで、見本で弾いてあげたり拍をとったり、一緒に音階を歌ったりと、大人になった普段の生活であもうしない音楽を一緒にすることで久々に音楽の楽しさを思い出すきっかけとなります。
音感が身につく
絶対音感は幼少期にしか養うことが難しいと言われてます。
私も幼少期ピアノをならっていたことで、年齢が上がっても聞こえてくる曲がドレミで聞こえてきたりします。
音感が身につくと曲の理解も早くなり、聴いた曲を楽譜なしでも弾けるようになります。
ピアノを習い始めて半年後の様子
先生が優しく、いつもたくさん褒めてくれるため、本人としてはピアノをとても好きになりました。
先生いわく、譜面を読むのが得意な子、リズムをとるのが得意な子、など半年くらいすると傾向がわかってくるようで、それに合わせて指の訓練として、上記の楽譜の他に指を鍛える楽譜も追加でやるようになりました。
指が鍵盤の下まで入って、横に動く力をつけたいお子様は、タイプによって参考にしてください。
譜面を読むのが得意な子
バイエル
・曲になっているので、弾いていて楽しい
・右手が中心(導入編の始めは左手をつけないかったり、第1集の始めも単調な左手です)
・色や挿絵が少なく可愛くないので、子供に好まれないのが残念です。
・1冊終わるころにはそれなりの曲がスムーズに弾けるようになりました。
目安:幼児・初心者用
目安:幼児~小学校低学年
目安:小学校低学~中学年
リズムが好きな子(譜面を読むのが苦手な子)
バーナム
棒人間と一緒に指の体操をするという視覚としても楽しめる本です。
・曲については両手をしっかり使いますが、ほとんどが4小節か、8小節の曲で短いです。
指番号の記載があります。
曲が長いと上手く弾けずに諦めてしまったり嫌になったりしてしまうこともありますが、こちらは短い曲なので達成感があり、次に進みやすくなります。
・動作を明確に感じさせるイラストがあり、深呼吸、屈伸、駆け足など、体操や運動をテーマした曲で、シンプルなイラストが想像力を高めます。
また色々なリズムが 色んなリズムがでてくるので、飽きないので、男の子はこちらを選ぶ傾向があるとのことでした。
デメリット
家での練習が大変なこと、とよく聞きます。
私自身も練習が好きでなく、よく怒られながらピアノの日の行く前の30分前に慌ててやっていました。
「ピアノは1日弾かないと3日前の状態に戻る」と先生に言われたこともあります。
幼少期はそこまで弾き込むことありませんが、高学年の難しい曲になると指の動きが悪くなり、流れるように弾けなくなってしまうこともあります。
こんなお子様にむいているかも?
音楽が好きな子
楽器や歌だったり、ピアノを習うことで音階などを知り、音楽に関わる時間が増えることで、その子も楽しみも増えるきっかけになると思います。
コツコツと積み重ねられる子
勉強と同じく、毎日少しずつでも練習をしていくと、昨日つまづいていた箇所が出来るようになったりしていくので、コツコツと積み重ねることが苦ではないと、上手になるスピードも速いです。
理系(算数が好き)な子
これはピアノの先生がお話してくれてましたが、算数を伸ばしたいからピアノを習わせる方もいるそうで、楽譜の読み方やリズムが算数の考え方と似ているそうです。
幼稚園のおかげもあって、あまり苦労なく弾ける娘に対して算数が得意かもしれませんね、と話してくれてました。(まだ、そこの検証は私の中では実績がないのでよくわからないです)
まとめ
優雅なイメージのピアノですが、そこに行くまでは親と子で練習に取り組む日々は始めは必要かと思います。
その時期を過ぎれば、あとは本人のやる気次第なところもあります。
ピアノを弾くことで、指先の運動になり脳への刺激にもなると思いますし、何より自分が上手に弾けたことの達成感や自分自身で癒すこともできるようになります。
情操教育としてもいいですし、発表会で人前で弾くといく機会も、子供の成長にいい影響と自信を与えてくれることでしょう。
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