2020年に小学校でプログラミング教育が必修化になりました。
最近では、プログラミングの習い事が軒並み増えてきたように感じます。
うちは必修化に向けて、、の前に「ロボットが好き!」という息子の希望から始めました。
実際通ってみて、分かったことなどをお伝えしていきたいと思います。
ロボット教室に行き始めたきっかけ
もともと、幼稚園時代からとにかくロボット系が好きな息子。
戦隊もの玩具に費やした金額は、なかなかです。
小学校入学前にロボット教室がいくつかあるのを目にし、体験に行きました。
説明書を見ながらロボットを作り上げる、出来上がったロボットがモーターで動く様子に
すぐにでも通いたいと言っていましたが、私からするとロボットを月2回作るのに月謝10,000円を払うのならば、定期的に好きなロボットを買って家で組み立てても同じではないかと思い、この時は入会しませんでした。
それから2年ほどたち、ロボットへの熱は冷めるどころかロボット博士になりたい、こんなロボットを将来作りたいと夢を具体的に語りだしたのを聞いて、塾の先生をしている友達から「好きなものを伸ばすことが大事、ロボット教室に行かせてあげればもっと伸びるのでないか」というアドバイスをもらいました。
こうして改めて体験に行き、2年前よりもはるかに意思が固く、習いたいと息子から懇願されたのがきっかけです。
【ご参考】幼少期から息子が愛用していたロボットやおもちゃです。
特にロボットのミップの性能が素晴らしく、専用アプリでスマホと連動して楽しめます。
ロボット教室に通い始めた時期
小学校3年生から通い始めました。
教室には一クラス5人ほどで、年齢層は年長1人、同じ2,3年生の小学生が4人のクラス。
ここの教室は、5歳~ひらがなで読みやすいテキストを使い、コースも小学生と違うので、出来上がるロボットが異なります。
入会当初、息子は小学生~のコース、2年間通った今はコースが進級し、プラグラミングを取り入れたロボット製作をしています。
前回体験した教室とは違いましたが、男女比率は5:1くらいでした。
今は入会する子供達が増えて、それぞれのコースごとに曜日が違います。
ロボット教室の料金・内容
入会金 | 10,000円(体験後の即入会特典で無料) |
月謝 月2回 | 10,890円 |
ロボット教材費 | 約30,000円(進級時 19,000円追加有) |
最初にロボットを組み立てる教材キット(ブロック)を購入し、
月ごとに組み立てロボットが変わります。
1回目はその月のテーマの基本のロボット(例えば掃除機ロボット)
2回目はそのロボットを改造する(たくさんゴミを拾えたり、スピードを速めるために軽量化したり、、など)
特に2回目は個々にオリジナリティあふれる改造をして発表するので、お友達のアイディアなどを聞くと、自分では思いつかなかった発想などを取り入れることができて面白いとのことです。
そして次の月は違うロボットを作るので、自宅でバラしておく作業が必要となります。
習ってよかったこと・できるようになったこと
自分で作ることに向き合い、あきらめない力
一つのロボットを完成させるまでの集中力とやり遂げる力が身につきます。
テキスト通りに作りますが、何か少しでも違うと上手く動かなかったりするし、そこから改造することで、思った通りの改造ができないことも多々あります。
まさにトライ&エラーの繰り返しです。
そこで、だったらどうするか、失敗から学ぶ力、考える力がつくと思っています。
空間認識能力が高くなる
次元空間における物体の状態や関係(位置・方向・形状・姿勢・間隔・速度など)を、すばやく正確に把握する能力。平面図から立体的な空間を想像したり、球技で飛んでくるボールの軌道を瞬時に把握したりする能力がこれにあたる。
(引用元:コトバンク/空間認識能力)
頭の中でこういうロボットを作りたいと思ったことを、イメージしそれを形にしていくこと。
それをやっていくことが創造力、そして目に見える形にする喜びや達成感が得られます。
物の仕組みに興味をもつこと
物作りをしていると、これはどうして動くんだろう。
どの部品を使ってできているのだろう、と物が出来ている仕組みが気になるようです。
興味があるものを調べて知識を深めていくきっかけになっています。
デメリット
他の習い事に比べて、費用が高いことだと思います。
初期費用も高いのに、1回の授業が5,000円かと思うと、いくら子供が好きとはいえ
うちは躊躇してしまいました。
またコースが上がっていくと、揃えるものも増えるので、教材費は改めてかかります。
こんなお子様にむいているかも?
ものづくりが好きな子
小さい頃、段ボールや箱、トイレットペーパーの芯などを欲しがる子供は多いですよね。
これでこんなものが作れる、あんなものを作りたい、という子供ならではの想像力が無限に広がっているんだと思います。
その延長でロボットで何が出来るか、どんなものを作って役立てていきたいかという思考に繋がっていくと思います。
機械好きな子
機械好きな子は「どうやって動いているのだろう?」という疑問を持ちます。
仕組みだったり、接続部分などを自分で作るのがロボット。
今度はどうして動くのかを説明出来ることに喜びを持ちます。
一つのことに熱中できる子
ロボットの作成には細かい部品で説明をみながら作っていくという集中力がかかせません。
時間を忘れて没頭して作っていく子は、とても合っていると思います。
好奇心が旺盛な子
何事にも興味を持ち、何かを経験することで生活に必要なことが分かったり、こんなものがあったらいいのにという発想になります。
興味があるものが多ければ多いほど、色々ばロボットを作っていきたくなります。
【参考】史上初、ロボットが接客する変なホテル
ロボット好きな子にピッタリのホテルをご紹介したいと思います。
世界で初めて、「ロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録に登録された
「変なホテル」

舞浜のホテルには、ロボットコンシェルジュ『ロボホン』を活用した、プログラミングの体験が出来る宿泊プランもにあるので、楽しくプログラミングに触れ合うことができます。
ロボットを使用することで、生産性向上、人手不足問題の解決、人件費の削減効果が見込まれると考え作られたホテルです。
近未来的なホテルを感じられ、親子共々楽しめるのと、ロボット好きの延長線上にこんなことも出来るという将来も参考にできるホテルだと思います。
初めてロボットがスタッフとして働いたホテルの特徴
- 恐竜ロボットや女性ヒューマノイドロボットがチェックインなどのフロント業務を行う
- 人感センサー機能を持つロボット自動精算機
- 清掃ロボットを配置することで業務の効率化、省力化を図る
- 舞浜の客室にはAI(人工知能)を搭載したコンシェルジュロボット
(宿泊者の声でライトやテレビをオン・オフできる)
まとめ
一度は値段が高いと思い、見送ったロボット教室でしたが、今は通って本当によかったと思っています。
時には上手くいかず、悔しい思いをして家で改めて納得いくまで作ることもあります。
そして出来たものがこんな風に改造したというアイディアを、夢中になって話してくれる姿は嬉しいですし、発想力に驚かされることもあります。
AI社会になっていく未来、これからニーズも更に高まる分野になっていくことでしょう。
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