アドラー心理学の「嫌われる勇気」あらすじと読んで感じたこと

エッセイ

紹介したい本は、アドラー心理学、「嫌われる勇気」です。
著者は岸見 一郎 古賀 史健さんの協同著です。

本のあらすじ


アルフレッドアドラーの心理学を説いた本です。
主人公の老人が、青年の質問、疑問に対し、質疑応答形式でこたえつつ、アルフレッドアドラーの心理学の真意を説明していきます。
アドラー心理学の根底の考え方として、人間に多くの悩みの大部分は、「人間同士の問題」が最大の納屋もであることが書かれています。
そして、その悩みをどの様に、改善していくか、解決してくかが悟られていく本です。

「悩まないために」、必要な手段として、「承認欲求をすてる」「課題の分離」が必要とされています。
一見聞くと難しい言葉となっています。
しかし、悩みから解放されるためには、この課題を解決しないとならないこととし、解決すること自体はさほど難しいことではないこともうったえています。
多く、「不安や恐怖、心配」などで、なやまれる方々が、この本を読むことで、苦しさから解放されつつも、「気持ちが開放された」との評価をうけるほどの有名なベストセラーの本です。

本から学んだこと


「不安、心配、恐怖」など、多くの悩みを解決するために、この本が教示する「承認欲求をすてる」「課題の分離」は読んで、その意味の大切さが理解できました。

中でも、承認欲求をすてることについては、感銘をうけました。
生きていく中で、人はひとから認められようと「人の視線」を気にしながらいきることを選びます。
しかし、これが一番の不安の根源であること!
生きていく(仕事をしていく)なかで、人の目線をきにせず、自分ですべきことを目標をもち、それに向かって建設的に実施していくことの大切さを理解しました。

本を読んで、今後参考にしたいこと・役立てたいこと


この本にかいてある内容は、自分の仕事の今後を進めていくうえで、とても興味深いものになりました。
自分も仕事をしていくなかで「人から良くみてもらおう、評価してもらおう」と常日頃考えていきてきました。
そうすれば、評価もあがり、給与があがっていく!そんな発想ばかりでした。
しかし、生き方がどこか息苦しい。
その時、この本をみて、「息苦しい悩み」の根源はここにあることが理解できたように思いました。

自身の目標に向かって、真っすぐにいきていく。

その重要さを活かしていきたいと思います。

本の感想


自己啓発といった分野にはいると思いますが、このほんの内容については、読むことで「明らかな」心、気持ちの改善が整います。

「承認欲求をすて、過大の分離をはかる」

この意味が理解できたとき、「悩み」の重圧から解放されていくと思います。

本のイマイチだったところ


いまいちというのは、ありませんが、本のシナリオが、2人の登場人物の会話によって、「心理学」の主旨がとわれていくスタイルに違和感がありました。
こういった会話型でなく、記述式でかかれた部分もあってもよいかと感じました。

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